2010年8月28日土曜日

妖怪堂でお面作ってきました

今日ヤフーニュース見てたら京都は妖怪ブームだとか。
…今年じゃなくて、三年前から色々やってたよ!

先週日曜日、「妖怪堂」という京都の名物冥途カフェーにてお面を作ってきました。

2010年8月25日水曜日

当人にとっては大スペクタクル『トゥー・エスプレッソ』



もうすぐ九月だというのに滅茶苦茶暑い。
何処までエアコンを使い続ければ良いのか。
面白そうだなと思って買った漫画が秋っぽい雰囲気を湛えていて、もうすぐ九月だという事を思い出しました。

2010年8月18日水曜日

闇闇闇。『告白』


ほんとはジャッキーチェンのベストキッドを見るはずだったんです。
でも街に出たら何と言う事でしょう、二つも映画館が潰れていました。世知辛いなぁ。みんな何処に見に行くんだよ、映画。いや、DVD借りて、家で見るだけで満足してるのか?家デートってやつですか?ふ、ふん!寂しい奴ら!
調べてみると、ベストキッドが上映されてる所が現在地から結構遠い…。

故に僕達は面白いという前情報と、レディヘがテーマソングということで、未だに公開されていたのかと驚きつつもほいほいっとそこにあった映画館に入ってしまったのです。

すごくいい映画を見ました。

2010年8月16日月曜日

虐げられた者の不愉快な眼『空っぽの世界』



夏休み、帰省。
小学生ですら宿題、ラジオ体操、プールと過密な義務で忙しい時期であるというのに、日本の大学生のだらけた休みっぷりと来たら。などと言う前にたくさんやらねばならない事があるはずなのに、夏休みを謳歌するモラトリアマー(モラトリアムの人称形)です。

京都の下鴨神社という所では、毎年夏になると古本まつりという奇矯なまつりが行われていて、あっついのに関西一円から古本屋が集まって来て密集して本を売り、あろうことか客まで一緒に密集して、涼しげな鎮守の森を人の湿度と体温でむんむんにしちゃうイベントが起きているのです。今日、8月16日まで。
文学部であり、かつ面白いもの好きのワタクシは結局毎年何日か行っちゃいまして、ぼがーっと本を大量に購入、翌年の開催までにそれらを読み切らず、本と漫画が生活居住空間を圧迫、という悪循環を繰り返していたのです。
けれども、読みたかったあの本がこんな安価で!?という出会いの多彩さ故に毎年通っていたのです。

が、何と言う事でしょう。
実家に帰って来てみると、ブックオフの大型店舗が半額セールやってるじゃありませんか。しかも、ねこぢる、アドルフに告ぐのハードカバーをそれぞれ100円コーナーで発見、半額の計100円で手に入れちゃった。必死で、古本まつりで欲しい本を探したあの時間、そしてその金額。ハハッ。そりゃ、ブックオフ勝ちますわ。

本書も、半額で購入、270円でした。

2010年8月4日水曜日

世界に私窓から


 
 夏だ。

 午前五時。あっという間に夜が終わってしまいます。深夜に働いて良かったな、と思う事は、この時間帯の空がすごく綺麗だという事を毎日のように思い知れる事です。対して、8時位の日光のどんなに暴力的な事か。
 
 去年の今頃も、こんな風にこの時間帯にパソコンをパチパチやってたような、気がします。でも、その時住んでいた部屋の窓は、すぐ隣に建物があって、そこから見える景色は微々たるものでした。今はこんな景色を見れます。部屋から見える景色の変化は、そのまま気持ちの変化と言えました。あの頃の僕は、部屋から外を眺める度にまるでそこに誰かに押し込められたかのような心持がしました。リア充爆発しろ、等という陰惨な思いを抱えながら、鬱屈した大学生活を送っていました。
 まぁ今だってすごく充実するでもなく、かと言って社会から疎外されるでもない、何とも言えぬ生活からこんな時間にパチパチとタイピングをしているとも言えるのですが。窓から見た景色を綺麗だな、と思って写真に撮れる位には心に余裕が出来ました。

 さっき、この写真を撮った時、あと何回この窓から写真を撮れるかな、と思いました。
 
 夜明けの空を一枚、写真に収めると、デジカメのメモリが一杯になりました。
 
 何百枚でも撮れるし、一枚も撮れない。何だか俺の生活みたいだな、と思いました。

何故家政婦は敵にならなくてはならなかったのか『借りぐらしのアリエッティ』



劇場では千と千尋ぶり、映画としてはハウルぶりの久々のジブリ劇場視聴をしてきました。
映像の美麗さ、音楽の豪華さは流石劇場公開用アニメ。前評判の悪さも何のその、楽しく観れました。

ただ、ナウシカやもののけ姫を「ジブリ」と規定している自分からすると、少しジブリとしては薄っぺらかったです。そういったドラマ性も薄く、かといってトトロのように暗喩的なアニミズム、子どもの成長性も薄く。
素晴らしく小人のアリエッティは可愛いのですが、それだけ。アリエッティ萌映画でした。