古賀新一『いもむし』
怖さ:☆☆
造型:☆☆☆
状況:☆☆
ひばり黒枠。
表紙・タイトルからすると勘違いしそうですが、乱歩は全く関係なく、昆虫ものでも妖怪いもむし女みたいなものでも無く、人面瘡もの。
表紙・タイトルからすると勘違いしそうですが、乱歩は全く関係なく、昆虫ものでも妖怪いもむし女みたいなものでも無く、人面瘡もの。
養子として家に入った主人公が遭遇する、呪わしき物語。
「お姉ちゃんもみにくい顔になるんだよ」とかトラウマティックでイイ感じの台詞やら、熱湯・硫酸や、変形・奇形のお祭り騒ぎです。
おっ、てシーン多いのですが、何より素晴らしいのはタイトルと表紙です。見てよ、このタイトルのレタリング!これ以上いもむしっぽい字、中々作れんですよ。
併録の「妖怪の火祭り」も古賀新一版鬼太郎、といった趣で中々。稲妻により霊能力を得た少年が妖怪をバシバシテンポよく倒していく話。個人的にピロウズ「Newanimal」の歌詞を思い出してニヤニヤしました。まったく関係ないんですけどね。
「少年時代に稲妻に打たれて 火花を操れる こんな風に」
0 件のコメント:
コメントを投稿