怖さ:☆☆☆
造型:☆☆☆
状況:☆☆
里奈はレンタルビデオ屋でビデオを借りるが、恋愛映画の筈が、中身は「謎の映画」だった。夢うつつにその映画を観た事で、里奈の人生は徐々におかしくなっていく…。
メインビジュアルは「エクソシスト」の影響下ながら、「マーガレットコミックス」、特にホラー的なレーベルの括りも無いのに、マーガレットのまま、ゴア描写で原典を軽々と越えていきます。…当時の読者、他のマーガレット作品のノリで手に取ってどんなに恐ろしい思いをしたことか…。
若干、2巻分あることで間延びした展開ですが、とはいえ、次に誰が酷い目に合うかわからない展開・「悪霊」「悪夢」という属性によりやりたい放題かつ多彩なホラー描写は読者を飽きさせません。
自分はコレ初あつたゆりこ作品(言い難い)だったのですが、単巻ものならもっとブチ切れたことになってるんじゃないかなー、とこれから読むのが楽しみです。
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