2025年8月21日木曜日

高園寺司朗『死を呼ぶコックリさん』

怖さ:☆

造型:☆

状況:☆

レモンコミックス、高園寺司朗長編。

コックリさんを趣味とする舞夏美、そしてその一家は軽井沢へ引っ越す。引っ越した屋敷は夏美の曽祖父があるフランス人一家から譲り受けたもので、引っ越し早々にコックリさんを実行して導かれた夏美は、地下室を発見する。その部屋にあったウィジャ盤から出て来た「何か」に取り憑かれた様に、夏美は変貌してしまう。

ひばり書房から10年振りの再登場作で、確かにその描線の歪み方に「高園寺司」との共通性は見られるものの、大分「漫画」として安定しており、背景の描線の中々の緻密さにも唸らされるところ。

…とはいえ、ひばり作品にあったヤケクソの様な焦燥感は特段無く、同レーベルの次作『悪魔のバイブル』の様なナンセンスさも無し、ちょっと何とも言えない作品…。




0 件のコメント:

コメントを投稿