Subbacultcha

「サブカルチャー」という括りの下、文学・芸術・漫画・映画等について述べます。

2010年9月22日水曜日

将棋漫画の形をしたバトル漫画『ハチワンダイバー 16・17』




「大きい」というのはもう、それだけで強い。
『ハチワンダイバー』は字がでかい、コマがでかい、汗がでかい、目がでかい、数字がでかい、乳がでかい。それらが何故でかいかと言えば、思いがでかい、思いが強いからなのです。(乳は違いますが)

そして、それらの大きさが漫画に勢いを付け、勢いが馬鹿馬鹿しさを押し切る事で、ありえねぇよって展開も爽快感を持って読者は一気に読み切れるのです。

2010年9月17日金曜日

リアル摩り減り系『マシニスト』


リベリオン、バットマンなんかで有名なクリスチャン・ベールが役作りの為に激痩せして話題になったサイコスリラー。
4か月で30キロ落として、その後の4か月で45キロ増量とか仕事にまじめな人は恐ろしいな…

2010年9月7日火曜日

超良作少年漫画映画『ヒックとドラゴン』




中学生の頃、Flashの全盛期で、ダンデライオン、Kといった楽曲のFlashを目にした僕は、BUMP OF CHIKENの持つ魔力に取付かれてしまいました。
今思えばそこが始まりだったのでしょう、そこからNirvana,LED ZEPPELIN,Radioheadなんかをちょびちょび聴きだして、僕はそれらの要素を見出せないもの、いわゆる「メジャー」なものを目の敵にし始めました。(それらもまたメジャー処である事を突っ込んではならない)中二病、と言われるものの症状です。

あれから十年近くが経ち、病は消え失せたんじゃないかと思われる今でも、根底にはマイナーである事、程々に人に知られていない事に価値を見出しがちのような気がします。

大多数の人が面白いというものは、僕には面白くない。

余りにみんなから「面白いよ、これ!」と言われると、逆に面白くないんじゃないか?という前提でそれに触れてしまう事があるのが自分でも欠点だなぁと思います。

実際、「みんなが面白いもの=宣伝に莫大な費用が掛けられている=商業主義が見え隠れ、作品の内容は最大公約数的な魅力が選択されて金太郎飴のような似たりよったりのものが多くなる」
という面もあるので、お金がかかって無い小規模なものほど、アイデアやストーリーに力を入れていて、メジャーなものより内容が良い、ってこともある筈。

しかし、天下のドリームワークスが作った『ヒックとドラゴン』、これ最高でした。

2010年9月4日土曜日

愛とそれを取り囲む環境と罪『人を好きになって何が悪い。』


バイト明けから、頭蓋の中から何かが生まれようとしてるんじゃないかと思うほど、くっ、俺の中の暗黒魔竜が目覚めようとしている…触るなぁっ!状態に陥り、ベッドに突っ伏す事およそ10時間、あぁやはり深夜は人間が活動する時間ではない、と思い知りました。寝たら大抵の事が回復する、生物の体は偉大です。