Subbacultcha

「サブカルチャー」という括りの下、文学・芸術・漫画・映画等について述べます。

2026年2月17日火曜日

ききやま、マチゲリータ、富沢ひとし『ゆめにっき』

 怖さ:☆☆

造型:☆☆☆

状況:☆☆

ききやま制作・フリーPCゲーム「ゆめにっき」を、少女青春譚としては異常な『エイリアン9』の作家・富沢ひとしがコミカライズ。

ゲームとしての目的が希薄かつ、主人公が全く喋らないところに、「ゲーム」というよりは「夢(悪夢)」の様な手触りの強いゲームながら、本作はナレーションやオブジェクトの発言的反応がほぼ無い代わりに、主人公のモノローグで物語が進行していきます。

が、それによって現れるキャラクターの行動・発言に対して、主人公の攻撃的反応・憎悪が発生。それにより一定ゲームの魅力が失われた…と言えなくも無いのですが、「感情によるゲームの再読」が為され、却って「怪奇」だった物語が「恐怖」に変わったようにも。



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