Subbacultcha

「サブカルチャー」という括りの下、文学・芸術・漫画・映画等について述べます。

2026年6月24日水曜日

さがみゆき『美少女とカラス』

怖さ:☆☆☆

造型:☆

状況:☆☆☆

「ズボーン」でお馴染み(?)、さが先生によるグロテスク百合復讐奇譚。

けい子は転校して来た残酷・猟奇趣味の桜子に心惹かれ親友となるも、次第にその悪魔的感覚についていけなくなっていく。

貸本単行本『奇女を銀の皿へ』をほぼ全面改稿の上、黒枠『美少女とカラス』として刊行、ヒット・コミックス『美少女とカラス』『血まみれカラスの呪い』として再刊。ヒット版なら2026年でも比較的簡便に入手出来るものと思いますが、個人的にはこの『美少女とカラス』の装画が持つ威力が堪らんのでどちらかと言えばコッチがよいかと。

桜子の、通常モードと猟奇モードの切り替えの激しさが魅力的な作品ですが、そもそも作品全体のテンションの昇り降りが凄まじい。なお、桜子がカラスに酷い事をしたためにカラスから酷いしっぺ返しを食らう漫画ですが、この表紙絵にも表れている様にさが先生、カラスのビジュアルがちょっとヘニャヘニャで…(それもまた作品の魅力ではあるのですが…)。




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