怖さ:☆☆
造型:☆☆
状況:☆☆☆
日野日出志ホラーM連載作品、ながら何故か双葉社から刊行。文庫オリジナル作品です。「家」「家族」をテーマとする、連続オムニバス。
なお、90年代の雑誌作品概ね全てそうだと思われますが、日野先生タッチでは無く、かつ岩越国雄先生タッチとしてもアク弱め。
ですがですが、家の者が亡くなると遺体の一部を家の柱や床下等に埋め込む風習のある旧家「血肉の家」・インターネット黎明期に閉じこもり症候群の息子がインターネットにのめり込んでいくのを心配し過ぎてしまった母「異空間の部屋」・仕事一筋で生きて来た父親が会社の倒産と共にぬけがらとなったその後の「ダンボールの家」等、語り口・設定が素晴らしい作品もあって、中々面白い短編集。


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