怖さ:☆☆
造型:☆☆☆
状況:☆☆
ヒロアカ終了から2年(そんな経つの!?)、堀越耕平がそれから初めて描く作品は、因習ホラー読み切り。
高校生・安曇は、皆から敬愛される同級生・阿多黙の事が好き。ながら、友人達も自分も、彼女に釣り合うだけの何かが何も無く、安曇は告白には到れない。
…という、恋愛譚というか青春譚というかが、急に不穏なビジュアルなものが現れる事で一気に不気味な感覚を匂わせ始める…。
どちらかと言うと、メインどころは「しじまさんと安曇の関係性」、そしてそれらが進展するための「少年漫画的イベント」ながら、しじまさんを取り囲む空気感・ホラー存在のビジュアル等、しっかりイヤホラーが叩き付けられます。
「しじまさんの歯がガチャガチャしている」という露悪系の漫画で何かとピックアップされそうな部分を、「そのキャラクターの魅力(もしくは別のキャラクターにとってその人の好きな部分)」として描くの、とても堀越耕平のフェチズムだァ…という感じでした。何より見てるコッチにそもそも魅力的に見えちゃう。画力の暴力。
読みながら流石にコレは読切のみの作品よなぁ、と思ってたら、『邪眼は月輪に飛ぶ』を思わせる様な、ちょっと続きそうな終わり方。ラストカット格好良過ぎ。
是非連載作品化して欲しいものです。


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