Subbacultcha

「サブカルチャー」という括りの下、文学・芸術・漫画・映画等について述べます。

2024年10月14日月曜日

神田森莉「呪いの菊子人形」

怖さ:☆☆☆

造型:☆☆

状況:☆☆


ニキビ性の優美は、どうしても叶えたい恋を、祖母から渡された因縁深い人形に成就を願う。
…元々グロい描写に関してアッパーな
神田森莉先生ですが、(おそらくサービス精神で)「エロくしよう!怖くしよう!」という心持ちで描かれた様な本作は、乳首を切り落とす・腕が無ければ他の女も抱けない等、「エロを強めると神田森莉作品は大分エゲツなくなる」といった感覚を強める様な作品です。勿論そうした感覚が魅力の作家ではあるのですが、ホラーM・恐怖の館等に掲載の作品と比べると、ドギツい感じ。

本作含め、同社のレディース誌「ACラビアン」「小説ラビアン」・ホラー誌「恐怖ミステリー」に神田森莉先生が読切を描かれていますが、当然の如く全て未収録。

なお、神田先生的にはこの辺の作品は「まったく(描いた事が)記憶にありません」とのこと。



0 件のコメント:

コメントを投稿