Subbacultcha

「サブカルチャー」という括りの下、文学・芸術・漫画・映画等について述べます。

2025年2月28日金曜日

稲垣みさお、呪みちる、ホラー漫画愛好家一同『怪奇!!呪いの脳天杭打ち』

怖さ:☆

造型:☆☆☆

状況:☆☆

「脳天杭打ち」と書いて「パイルドライバー」と読む。

2014年よるのひるねで行われた「呪みちると稲垣みさおのホラートークショー第6弾」で、観客と共に作家2人の考えた内容を、稲垣みさおが作画・のちのイベントで配布/販売した全12ぺージの漫画。

…プロ作家による好美のぼるパロ(非公式)としては、しりあがり寿「呪いは星の数」と本作くらいなんでないでしょか…?

稲垣先生が全編概ね好美のぼるテイストで描き進んでいかれるのですが、絵柄だけで無く、コマ運びやオノマトペまで非常に再現度が高く、ちょいちょい「コレ本を横に置きながら描いたんじゃねえかな…」と思ってしまうほど。何故か殺害シーンだけ急に稲垣みさおに戻ってしまうのも笑ってしまいます。

まぁ正直「ホラー漫画」では無いのですが、「ホラー漫画への(そしてほんのり表紙にはみ出ちゃってますがキン肉マンへの)愛」は溢れに溢れる短編作品。



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