怖さ:☆☆
造型:☆☆☆
状況:☆☆
2007年に単著としては初の『戦慄!おおぐち女』が刊行されつつも、その後もほぼアンソロジーへの参加のみで、2015年にようやく3作目となる本作の刊行に。
7作中3作が古典の再解釈で、いずれも再解釈に留まる作品であり、ホラー漫画短編集としてはちょっと弱め。
ですが、『こっちむいて!みい子』絵柄を想起させといてエグいホラーをぶつけて来る「まるまるがえし」、扉含め10ページの掌編ながら牧原若菜ホラーとしてキレッキレのヤツの「せみの泣き声」等、やっぱ牧原若菜先生はサイコーだぜ!と思える作品も。
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