古賀新一『のろいのこぶ少女』
怖さ:☆☆
造型:☆☆☆
状況:☆
たまたまこぶを持った少女に出会う江里。聞けば猫の呪いでこうなったのだという。話半分で聞いていた江里だったが、何の因果か自分にこぶが転移して来てしまう!
昭和43年2月発行りぼん付録。
コレと同誌付録「のろいの虫少女」をマッシュアップして『いもむし』が、
さらに『いもむし』とそれらをマッシュアップして、「チチチ」が出来てるような感じがします。あくまで感覚的なものですが。
本作は単行本と比べるとどうしてもページ数が足らず、性急な展開・オチの付け方で、悪い意味でアッと言う間に終わってしまうような印象です。ですが、こぶ少女・そしてそれが自分に移って来る感覚のイヤな感じ、瞬間的な威力は同テーマの楳図作品にも決して劣らぬものと思います。
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