怖さ:☆☆☆
造型:☆☆☆
状況:☆☆
由美の父の会社が倒産、住むところの無くなった家族の元に、怪しげな男が「ただで住まわせてあげる」とある屋敷を紹介してくれる。どう考えても怪しかったが、選択肢の無い家族は、その屋敷に住むこととなる。…家ホラー。
とはいえ、起きる事象の異様さはそうした定型の単語には収まらぬ頓狂さがあり、素晴らしいです。
…久々に読み返したのですが、序盤の頭が膨らんだ兄ちゃんのインパクトばかり印象付けられてたものの、貸本出身・その著作の多くが単巻もの、といういばら先生の作品群において全3巻・おそらく最長作品という事もあり、人死にもおそらく最多、しかもそれがフツーに物語上悲しいもので、数多炸裂する面白ビジュアルの割に陰惨な物語…。
あまりに強過ぎる敵勢力による面白死の連続、はまぁ怪奇漫画として面白なんで良いっちゃ良いんですが、3巻もの紙幅を使った割にただただ人死にが連続・加速、物語もややバッドエンドという感じ。いっそ解決する様な結末に行かないのであれば、もっと敵勢力が何考えてるか分かんない・意思疎通も出来ない凶悪な、という存在にしておけば、ラヴクラフト的魅力もあったのでしょうか…?


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