Subbacultcha

「サブカルチャー」という括りの下、文学・芸術・漫画・映画等について述べます。

2026年10月12日月曜日

水ポテト『モグランド』

 

怖さ:☆☆
造型:☆☆
状況:☆☆
リゾートバイトで行った島は、人喰いモグラの島だった!

…ワンアイデアで押し切るモンスターパニックかと思いきや、そんな島を構成する人間達によるヒトコワ・主人公側のそれなりの結託・主人公の「真っ直ぐな優柔不断さ」が生む人間讃歌、なんかもあり、中々面白い伝奇ホラー的魅力を持った作品でした。

全6巻中、4巻から電子のみ。

特段意味も無く各巻煽情的な表紙絵、作中で女性がモグラに性的に襲われる、とかは特に無い(が、初っ端から性交シーンが出て来たりもする、「作品を一枚絵で表す」ものとしてはあながち間違いでも無い…のか?)ので、若干ノイジーな装画ではありましたが、「パニック」的作品としては割合丁寧に進んで行く作品。とはいえ、その丁寧さが却って足を引っ張ってしまったのか、魅力を描かれない主人公側の登場人物・登場して来ない敵幹部等、電子限定刊行になりながら、それでも消化不良な部分もあり、「20年代におけるホラー漫画連載の厳しさ」を感じてしまった作品でもありました…。




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