Subbacultcha

「サブカルチャー」という括りの下、文学・芸術・漫画・映画等について述べます。

2026年9月24日木曜日

菅原敬太『鉄民』

怖さ:☆☆

造型:☆

状況:☆☆☆

全3巻。

色んなものが怖い高校生・ミロは、ある日自分の住む島に異物が混じっている事に気付かされる。

町の人々の入れ替わり・自我の揺らぎ・展開そのものの入れ替わり。終始全てが揺らぎ続け、恐ろしい状況が連続し、ミロにも読者にも落ち着きを与えない。特に終盤の目まぐるしい展開が面白い。

…のですが、大オチに関して、ネットで感想なんかを検索すると分かる様に、割と賛否両論と言いますか、否が6割くらいと言いますか…(自分も否)。

そこに至るまでの展開反復横跳び・キャラクター達の気持ちの持ち様はとても良いんですが、その大オチ、ブラックコメディとして見ればアリ(定番感すら感じる)・主人公のミロが頑張る漫画としてはナシ、と言ったところ。

また、菅原先生の絵にあまりアクが無いのもあり、ただでさえ似た顔のキャラが2名程度出て来る漫画ながら、無関係のキャラまでちょっと見分けが付きづらい箇所もあり、読んでてちょっと混乱する部分も。



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