怖さ: ☆☆
造型:☆☆☆
状況:☆
ホラー漫画的には「樹海で死んだ女性の霊を霊能者が退ける」というシンプルさに物足りなさを覚えますが、外国人である作家達が、ココまで青木ヶ原樹海や宗教的・文化的なものに対する精緻さで物語を描く事に感嘆してしまう。丹念な仕事振り。
…格好の的ではありそうながら、犬吠岬とか青木ヶ原樹海は、2025年現状「ホラー」の対象として未開の地、であります。結局そこには「実際的な活動を行なっている人達」と「想像上の忌まわしい土地」というズレがあるせいでは、と思うようにも。
外国人であるアランは、不一致から日本人の恋人・マサミに別れを告げるも、その事から樹海で自死したらしいマサミから執着を受けることに。

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