造型:☆
状況:☆☆☆
過去の記事でも言及してますが、改めて。
平山夢明作品が、異常さとリアリティとを共存させる高い強度を持っている、というのが前提ではありますが、このアンソロ『猟奇ホラーミステリーセレクション』の中でも生え抜きの完成度のコミカライズ。
2024年でも未単行本化、惜しい。
引きこもりでDVを行う息子を老夫婦が殺害しようとする話。
田亀先生の描画ですが、性的な要素はほぼ無く、おそらく田亀作品において唯一のホラーでないかと思います(SFや奇想っぽいのはありますが)。
…という所でまぁ、他の性的な感覚メインの単行本には入れ辛いところもあるんでしょうね…。
平山夢明の原作作品「倅解体」は、アンソロジー『家が呼ぶ』なんかでも気軽に読める名掌編です。
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