池川伸治 『母さんの鬼面』
怖さ:☆
造型:☆
状況:☆
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「夏はホラー!」みたいに言われるけども、当ブログは夏中に一度も更新出来ませんでした…。特に忙しかった訳でも無く、イマイチ全般にやる気の出ない夏でした…。
まぁブログなんて金儲けでも社会貢献でも無い、ただただ趣味のものなので、「気が向かないならやんない」くらいでダラっと続けるのが良いのやも、ですね。
ある一家の母が顔に塗ったクリームに劇薬が含まれていた。犯人は誰か。…タイトルに反して、焦点は母でも面でも無く、父のある約束に起因する因縁だった。ジャケ・題は印象的ながら、中々主題が定まらぬまま、フワッと終わってしまう感覚の作。
ジャケは流石黒枠というべきか、呪わしい感じなのですが、鬼面の迫力が薄く、鬼面のストーリー上の役割もちょっと難しい。池川先生の、ギャグなのか怪奇なのか分からないコミカルな描写も、微妙にシリアスな感覚の物語が殺してしまってるような、個人的にはちょっと残念な作品です…。
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