Subbacultcha

「サブカルチャー」という括りの下、文学・芸術・漫画・映画等について述べます。

2021年10月8日金曜日

大石まどか『四人の男を殺した少女』

大石まどか『四人の男を殺した少女』

怖さ:☆

造型:☆

状況:☆☆

父が石像に押し潰され死んだ典子。

その後、下男の告げる家の因縁・ある老人が彼女に告げた予言に重なる様に、彼女に近付く男が次々死ぬ。タイトル通り、全四人。ポンポン死ぬのであまり深刻さは無く、楽しいマンガです。冒頭で「尼となった典子」が何故尼の身となったか、という導入から、四人の男を殺してしまった(死なせてしまった)経緯が描かれますが、男達が死ぬ程の業を背負っているでも無く、ファイナルデスティネーションやオーメンの様なトリッキーな死に方をするでも無く、割と薄味な印象のため、大石まどかファン以外はちょっとキツいんで無いかなぁ、という印象です。


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