Subbacultcha

「サブカルチャー」という括りの下、文学・芸術・漫画・映画等について述べます。

2026年1月20日火曜日

都留泰作『ういちの島』

 

怖さ:☆☆☆

造型:☆☆☆

状況:☆☆

「この社会の不条理」としても「この社会で女性が生きる上での不条理を描いたホラー漫画」としても、とても良かった。惜しむ楽は、編集部側の論理らしき尺の性急さ。打ち切りっぽいエンディングが、作品の価値を堕しています。

「ミソジニー的感覚に染まった『ムシヌユン』」・「成り行きとはいえ絶対的・家父長的役割を女性が背負って戦わねばならなくなった世界の『竜女戦記』」と比しても、本作は「この世界で戦う必要が生じた女性」と、「無敵になってもまた「男女」という不条理に苛まれればならない」という点において、とても批評的であり、改めてホラー漫画としても社会批評としても、とても良いです。





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