Subbacultcha

「サブカルチャー」という括りの下、文学・芸術・漫画・映画等について述べます。

2026年2月10日火曜日

犬木加奈子『乱歩』

 

怖さ:☆

造型:☆☆

状況:☆☆☆

江戸川乱歩作品、犬木加奈子コミカライズ。

奇妙・怪奇・残酷を好む「先生」の視点から、犬木先生オリジナルの導入編+4つの江戸川乱歩作品が、ひとつの物語として繋ぎ合わされる。シリーズ全5話、未収録作品を電子限定での刊行。

「押絵と旅する男」「防空壕」「赤い部屋」「目羅博士」、という4作品(2コ読んだ事無かった…)ですが、犬木先生、見事に「怪奇」…探偵小説を、「ホラー漫画」として読み直した上で、それを一人の語り手に辿らせる事で、一作にまとめ上げてしまう、匠のお仕事。

とはいえ怖さは薄いところ。とはいえとはいえ、「押絵」なんかは色々な作家にコミカライズ・オマージュが為されているところで、比べてみる面白みもあるんでないでしょうか。



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