怖さ:☆☆
造型:☆☆☆
状況:☆
女子中学生・マヤは自分が引っ越す度に大量の子どもが死んでいる事を知る。実行犯の正体と、その裏に在る巨大な悪意、それらが自分に向かう要因の壮大な使命について、彼女は知る事となる。
当初マヤが認識していなかった「ダイヤ形の足跡を付ける女」を両親は知っており、それをマヤから遠ざけるために引越しを繰り返していた...という序盤の辺りは怪奇パニックとして面白く、画像箇所などは素晴らしいホラー漫画っぷりを見せるところ。にも関わらず、その正体が知れてからは、後期黒田先生の「神を手伝う善い霊とそれに反発する悪い霊の戦いに善側で人間が参加」という定型じみた展開になってしまい、あ、この漫画も宣伝漫画だったか...とガッカリしてしまいます。
終盤の地球が滅亡するか否か、みたいな辺りの地震やら火の雨やらの絵も素晴らしいのですが、まぁ、他の本でも見た様な景色ではあり...。
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