怖さ:☆☆☆
造型:☆☆
状況:☆☆
ニキビ性の優美は、どうしても叶えたい恋を、祖母から渡された因縁深い人形に成就を願う。…元々グロい描写に関してアッパーな神田森莉先生ですが、(おそらくサービス精神で)「エロくしよう!怖くしよう!」という心持ちで描かれた様な本作は、乳首を切り落とす・腕が無ければ他の女も抱けない等、「エロを強めると神田森莉作品は大分エゲツなくなる」といった感覚を強める様な作品です。勿論そうした感覚が魅力の作家ではあるのですが、ホラーM・恐怖の館等に掲載の作品と比べると、ドギツい感じ。
本作含め、同社のレディース誌「ACラビアン」「小説ラビアン」・ホラー誌「恐怖ミステリー」に神田森莉先生が読切を描かれていますが、当然の如く全て未収録。
なお、神田先生的にはこの辺の作品は「まったく(描いた事が)記憶にありません」とのこと。
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