怖さ:☆
造型:☆
状況:☆☆
伊賀和洋、駕籠真太郎、大越孝太郎、桜壱バーゲン、宮西計三、武富健治、吠夢、二ツ木哲郎、野口千里等...といった強力なホラー作家擁する、実録系コミック誌。
とはいえ、誌面的にはほぼナックルズのコンビニ本、何故雑誌として刊行したのかよく分かりませんが、まぁ何かコンビニコミックとして出す・雑誌として出す事でそれぞれ何らかの利点があるのでしょう。
とりあえず、この強力作家陣・各号カラー口絵、という所で本としては中々よいもの、Vol.2の巻末に3号予告が出ていますが、2号までの刊行のよう。
「悪くは無い実録系ホラー漫画誌」ながら1点だけ許せねえ、と思った漫画がありましたが、こちら阿須黒人「飯島愛は悪魔に呪い殺された」という作品は「飯島愛自殺の要因となった裏ビデオ流出の大陸書房から出てる朝松健『黒衣伝説』に「悪魔憑き」が書かれてたので大陸書房はクロ」というもの。確かに『黒衣伝説』は陰謀論的な世界に身を浸されていると本当に向こうに行ってしまう...という傑作ホラーではあるのですが、本作はあまりにその論理展開が、大陸書房・朝松先生両方に失礼過ぎる。
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