怖さ:☆☆
造型:☆☆
状況:☆☆☆
孤児美奈は、イギリスに住むおじ宅へ向かう途中、船を丸々ドラキュラに襲われ、唯一の生還者となるも、遭難。そして彼女はドラキュラとの因縁に巻き込まれ始める…。
ドラキュラが猟奇趣味なのか、結構ショッキングな殺しを見せ付けてくる。コミカライズでは無く、翻案。
概して、五島慎太郎先生は、好美のぼる先生的な、「力は入ってるけどあんまり怖くはない、どちらかと言えばその力の入り具合に笑ってしまう」的なホラー作家なのですが、
本作はその作品群の中でもホラー寄りな作品。
もしかして映画を観て、その恐怖感にインスパイアされたのかしらん、などと勘繰ってしまいます。
惜しむらくは、完成されたホラー漫画ではあるのですが、「ドラキュラ」を主題としたことで展開が読めること。ただ先にも述べましたが、ドラキュラ伯爵の猟奇趣味に、ちょっと驚かされます。
0 件のコメント:
コメントを投稿