怖さ:☆
造型:☆
状況:☆
講談社・コミックロマンシリーズにおいて、黒田先生(北出幸子先生)の作品は4作かと思うけど、中でも一番(悪い意味で)宗教的な作品。
霊感の強い潤子は、自分に次ぐ霊感の持ち主・友人の洋子を連れて「スポット」に行くも、体調を崩してしまう。
ふつう、「やればやるほど当人の中で深化していく」ものかと思いますが、本作はコミックロマンミステリーにおいて8作目・シリーズ初期作品ながら、シリーズ同作家作において最も「宗教的環境のアピール」が強い作品で、でもその後のコミックロマンミステリー黒田作品はアピールはすれどもきちんと「怪奇漫画」をやっており、ご本人の中での方向転換があったのか、または出版社・編集者方向から何らか意見があったのか…?と思わせるような作品です。
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