Subbacultcha

「サブカルチャー」という括りの下、文学・芸術・漫画・映画等について述べます。

2025年1月23日木曜日

好美のぼる『呪いの肌着』

 

怖さ:☆☆

造型:☆

状況:☆☆

新しいお母さんが出来て、嬉しい三也子。新たに始まる、幸せな暮らし。の筈だったのですが、実はまま母は連れ子が居る事・莫大な借金を抱えている事を秘密にしたまま結婚し、あろうことか「誰かを呪えば悩みは解決する」というヤバい新興宗教の信徒であるまま母は、その心配事を解消するために宗教の力を借りて「三也子の肌着」に呪いをかけるのだった…!(「三也子」では無く「肌着」に…?)

「起きている出来事」の怪奇度合いは強く、中々に怖い作品ながら、タイトル・執拗に肌着(下着)に呪いを掛けようとする母、という素っ頓狂なものが視界に入って来て、怖がるに怖がり難い作品。ホラーとしてはアレですが、しっかり怪奇してて、怪奇漫画的にはオススメしたくなる様な部分が無いでも無いです。



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